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福田翔生が開幕戦でゴール

　24歳のFW福田翔生は、湘南ベルマーレからデンマーク1部のブレンビーIFへ移籍する。離日前にレモンガススタジアム平塚でお別れの挨拶を行い、デンマークへと飛び立った。福田は今季J1リーグの開幕戦でドリブル突破で相手を翻弄し、スーパーゴールを奪って見せた。

　東福岡高校出身の福田は、2019年に当時JFLのFC今治へ加入。2020年からチームはJ3で戦う中、4年間の在籍でわずか37試合の出場。ゴールがないまま、2022年11月に契約満了で退団した。移籍先として決めたのは当時J3のY.S.C.C.横浜（現JFL）だった。

　星川敬監督（現いわてグルージャ盛岡の監督）のもと、2023シーズンのJ3開幕戦からスタメンに抜擢されると、第2節のガイナーレ鳥取戦でJリーグ初ゴールを決める。リーグ戦21試合で11得点を記録し、シーズン途中の2023年8月に湘南ベルマーレへ完全移籍。今治から契約満了を言い渡され、わずか1年足らずでJ1への個人昇格を掴み取り、今度は海外挑戦を果たした。

　そんな福田は2025明治安田J1リーグ第1節の鹿島アントラーズ戦で、チームの今季初ゴールを奪った。64分、ペナルティエリア手前でボールを受けると、ドリブルでゴール前まで運んでいく。鹿島のDF陣を圧巻のテクニックで翻弄し、最後は滑り込みながら左足でゴールを決めた。開幕戦で決勝ゴールを奪い、1-0の勝利に貢献した。

　J3で大ブレイクし、一気に海外移籍を掴み取った福田は、デンマークで活躍することができるのだろうか。