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Jリーグ 5か月前

「僕が挑戦することで…」ベガルタ仙台のために石尾陸登は動く。「もう別に失敗しても怖くないので」【コラム】

シリーズ:コラム text by 小林健志 photo by Getty Images

「質はちょっと課題」「もう別に失敗しても怖くないので…」

「(中に入ってパスをするなど)質の高い動きまでは良くて、クロスの質はやっぱりちょっと課題だったかなっていうところですね。サイドからのクロスもまあまああったと思うんですけど、その質は中の動きもそうですけど、クロスが合わなかったなというところはありましたね」

 石尾は「自分のプレーの幅をやっぱ広げるためにも、練習でだけチャレンジしても、全然意味が無いので、もう別に失敗しても怖くないので、そこはもうどんどんチャレンジしていこうという感じでやってました」と中に入り込むだけでなく、クロスも上げていった理由を語った。

「自分が最初クロスを見せることで、やっぱり相手のラインが下がったりします」とクロスを入れたことで相手DFラインを下げる狙いがあったという。

「今日の感じはみんなすごく点を取りたい意識になり過ぎて、全員がクロスに入っていってしまいました。それで入ったらすごく良いんですけど、やっぱり僕はクロスを上げる瞬間、相手のラインが下がった瞬間に、誰か1人が手前に落ちてきてくれたりしたら、僕のプレーの幅はもっと広がりますし、そこは選手たちと1人は下りて来てほしいとか話していました」

 できればゴール前にいる選手が全員クロスに合わせようとするのではなく、下りてきた選手とパス交換などで絡んでゴールを目指すプレーも増やしたかったようだ。

 
 石尾はそれでもポジティブに語る。

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