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Jリーグ 5か月前

J1クラブが狙う!? J2で輝く若き逸材5人。恐怖と希望の移籍市場。夏の“個人昇格”は実現するか?

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2025シーズンの明治安田J2リーグは折り返し地点を通過した。若い才能の成長は凄まじく、今季も多くの新しい力が台頭している。今回はJ2リーグで活躍する23歳以下の選手の中から、近い将来にJ1リーグへ飛躍するであろう選手をピックアップして紹介する。※各データ・スタッツは9日時点の『transfermarkt』を参照。

FW:神代慶人(くましろ・けいと)


【写真:Getty Images】

生年月日:2007年10月25日(17歳)
所属クラブ:ロアッソ熊本
今季リーグ戦成績:8試合4ゴール0アシスト

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 ロアッソ熊本には非凡な才能を秘めた高校生アタッカーがいる。その年齢と今季の活躍を考えると、逸材ではなく“超逸材”と表現するのが正しいだろう。

 現在17歳の神代慶人はロアッソ熊本の生え抜き選手である。彼は年代別サッカー日本代表の常連であり、オフザボールの動き、身体の使い方、足元の巧さの3拍子が揃った万能型FWとして、早いうちから高い評価を得て、熊本ユースに在籍していた2023シーズン終了後に、クラブと念願のプロ契約を結んでいる。

 そんな同選手は、翌2024シーズンのJ2リーグ第5節ベガルタ仙台戦でプロデビュー。第7節のジェフユナイテッド千葉戦では途中出場ながらプロ初ゴールを挙げ、J2における最年少得点記録を塗り替える快挙を達成した。最終的に、昨季はリーグ戦19試合で5ゴールをマークしている。

 これまでの活躍だけでもポテンシャルの高さは十分に示されているが、神代の勢いはそれだけでは終わらない。

 プロ2年目となる今季は、第22節終了時点でリーグ戦8試合に出場。その総出場時間は282分と限られているが、直近は5試合で4ゴールと絶好調だ。この調子を維持できれば、シーズン終了までには昨季記録した得点数(5)を上回る可能性が高いだろう。

 特に日本のサッカーファンに衝撃を与えたのが、第21節の北海道コンサドーレ札幌戦で生まれたスーパーゴールだ。相手GKの位置を冷静に見極め、ゴールから30mほどの距離から精度の高いシュートを放った。改めてその底知れぬ才能には驚かされる。

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