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Jリーグ 5か月前

J1クラブが狙う!? J2で輝く若き逸材5人。恐怖と希望の移籍市場。夏の“個人昇格”は実現するか?

MF:横山夢樹(よこやま・ゆめき)


【写真:Getty Images】

生年月日:2005年9月23日(19歳)
所属クラブ:FC今治
今季リーグ戦成績:12試合5ゴール

 帝京高校のエースがその才能をJ2の舞台でいかんなく発揮している。

 現在19歳の横山夢樹は高校サッカーの名門、帝京で一躍その名を轟かせた。背番号「10」のユニフォームを着用し、攻撃を牽引する同選手は、2022年の全国高校サッカーインターハイ(総体)でチームを準優勝に導いている。

 そんな横山は、サッカー一家に育ったサラブレッドだ。父はジェフユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド千葉)や横浜FCでプレーした横山博敏、兄は現在ベルギーのヨング・ヘンクでプレーしている横山歩夢という刺激的な環境で育ち、その才能を大きく伸ばした。

 高校サッカーでインパクトを放った同選手は、2023年4月より特別指定選手としてFC今治でプレー。昨季に正式加入を果たし、プロ1年目ながら29試合に出場して6ゴール5アシストと確かな爪痕を残した。

 今季もリーグ戦12試合で5ゴールをマークしており、得点場面では、昨季以上に思い切りの良さと自信に満ちたプレーが目立つ。これまで最大の強みだったドリブルでの突破力に加え、シュートの精度も向上している印象だ。

 試合経験を積んで、危険なウインガーとして進化を遂げている。やがてはJ1クラブへの個人昇格、それどころか兄と同じく海外移籍まで視野に入る期待のタレントだ。

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