8位:近藤友喜(こんどう・ともき)

【写真:Getty Images】
生年月日:2001年6月25日(24歳)
所属クラブ:北海道コンサドーレ札幌
市場価値:60万ユーロ(約9600万円)
今季リーグ成績:21試合3得点5アシスト
若きサイドアタッカーとして急成長中の近藤友喜は、北海道コンサドーレ札幌の攻守に欠かせない存在だ。右サイドを主戦場に、カットインからのシュートやクロスの質の高さが大きな魅力となっている。また、守備時にはハードワークを惜しまず、運動量と対人能力の高さでチームに貢献する。
ここ数年でプロとしての経験値を積み上げ、プレーの選択肢や判断力にも磨きがかかっている。札幌では若手ながらレギュラーに定着し、毎試合安定したパフォーマンスを披露。特に今季は戦術的柔軟性が評価され、プレーの幅が広がっている。
そんな札幌のサイドアタッカーは、今年のJ2リーグ第6節、愛媛FC戦で存分に強みを発揮する。1点リードされる中、36分にドリブルで深い位置まで侵入してクロス。同点弾をアシストすると、82分には離れた位置からの早いクロスで逆転ゴールを演出した。
その近藤の市場価値は、2023年のプロデビュー時には20万ユーロ(約3200万円)だったが、実戦経験を積むごとに評価が上昇。2024年6月には50万ユーロ(約8000万円)を突破し、今年6月には60万ユーロ(約9600万円)まで上昇した。
今後の課題として結果に繋がる数字の増加が注視されており、それが達成されれば市場価値もさらに跳ね上がる可能性を秘めている。