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明治安田J2リーグは後半戦に突入し、より盛り上がりが増していくだろう。そんな同リーグにおいて、最も高額の移籍金が動いたのはどの移籍だろうか。Jリーグの第2登録期間(ウインドー)が始まったこのタイミングで、同リーグのクラブに加入した選手の移籍金ランキングを紹介する。※情報・成績は7月30日時点の『transfermarkt』を参照。価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
5位:ヒシャルジソン(ブラジル)

【写真:Getty Images】
生年月日:1991年8月17日
移籍日:2019年1月14日(当時27歳)
移籍元:セアラーSC(ブラジル)
移籍先:柏レイソル
移籍金:118万ユーロ(約1億8880万円)
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2018シーズンにJ1で17位となり、J2に降格した柏レイソルは、1年でのJ1復帰を目指した2019シーズンに向けて、ブラジル1部セアラーSCから守備的MFヒシャルジソンを獲得した。移籍金は118万ユーロ(約1億8880万円)とされている。
第2次ネルシーニョ体制の目玉補強として加入したヒシャルジソンは、優れた危険察知能力と球際の強さを武器に中盤を引き締め、昇格を目指すチームに安定感をもたらした。
もっとも、すべてが順風満帆だったわけではない。
柏は2019シーズンのJ2で開幕4連勝と好スタートを切ったが、ヒシャルジソンはその4試合すべてで警告を受け、早くも出場停止に。
それでも、4月にはクラブのYouTubeチャンネルで「4試合でどういうファウルをすればカードが出るか分かった」「日本のプレー強度は予想以上に高かった」と語り、早期の適応を印象づけた。
以降は持ち前の守備力を発揮して安定感を取り戻し、柏はリーグ最多得点・最少失点という圧倒的な成績でJ2優勝。1年でのJ1復帰を果たした。
同時期の柏では、2018年夏に加入したマイケル・オルンガ(移籍金284万ユーロ=約4億5440万円)の得点力が話題を集めたが、得点に絡まないヒシャルジソンの存在も見逃せない。
まさに縁の下の力持ちとして、守備面でチームを支えていた。
昇格後も主力として活躍し、在籍3年間で公式戦100試合に出場。ファンからの信頼も厚く、柏の屋台骨を支えた外国籍選手の一人として記憶されている。