4位:アブドゥル=アジズ・ヤクブ(ガーナ)

【写真:Getty Images】
生年月日:1998年11月10日
移籍日:2024年7月1日(当時25歳)
移籍元:リオ・アヴェ(ポルトガル)
移籍先:清水エスパルス
移籍金:125万ユーロ(約2億円)
2024年7月、当時J2に所属していた清水エスパルスは、ポルトガル1部のリオ・アヴェからFWアブドゥル=アジズ・ヤクブを移籍金125万ユーロ(約2億円)で獲得した。
ガーナ人のヤクブは、10代からポルトガルでキャリアを積み、2023年には中国の武漢三鎮に期限付き移籍。リーグ戦23試合で15ゴール2アシストの成績を残し、リオ・アヴェに復帰した。
2024/25シーズン後半のポルトガル1部でも16試合6ゴール2アシストと好調を維持していた。
2024シーズンの清水は前半戦を終えた時点で首位に立ち、J1昇格に向けて好位置を確保。その勢いを加速させる存在として、187cmの長身とフィジカル、決定力を備えたヤクブの補強に踏み切った。
ヤクブはJ2デビューから3試合目で初得点を挙げると、そこから3試合連続ゴールと鮮烈なスタートを切った。
しかし、その後はチームへの適応に苦しみ、最終的には6試合出場3ゴールにとどまり、昇格を決定づける働きには至らなかった。
清水がJ1昇格を果たした後、ヤクブはチームを離れ、2025年2月に中国1部の青島西海岸への期限付き移籍が決定。今シーズンはここまで18試合で6ゴール5アシストと、上々のパフォーマンスを披露している。
清水との契約次第ではあるものの、仮に期限付き移籍終了後に完全移籍で放出なったとしても、投じた金額全てが無駄になることはなさそうだ。