2位:エリキ(ブラジル)

【写真:Getty Images】
生年月日:1994年7月18日
移籍日:2023年1月9日(当時28歳)
移籍元:長春亜泰(中国)
移籍先:FC町田ゼルビア
移籍金:186万ユーロ(約2億9760万円)
J2史上2番目の高額移籍金で加入したのが、2023年にFC町田ゼルビアが獲得したFWエリキだ。その移籍金は186万ユーロ(約2億9760万円)にのぼる。
エリキはU-20ブラジル代表歴を持つ実力派ストライカーで、2019年夏に横浜F・マリノスに加入。J1優勝に貢献し、2020シーズンもリーグ戦で13ゴールを挙げた。
その後、中国の長春亜泰で2年間を過ごしたのち、2023年、黒田剛監督体制でJ1昇格を目指す町田に加入。シーズン序盤から攻守にわたるあらゆるタスクをこなし、J2で大活躍した。
8月末からは負傷により戦線を離脱したものの、それまでにJ2・30試合で18ゴール6アシストという圧巻の成績を残し、町田のJ1昇格に大きく貢献。
黒田監督のハードワークを重視する戦術にも完全にフィットし、この年のJ2最優秀選手賞に輝いた。
エリキは受賞に際し、「この素晴らしいプロジェクトの遂行のために皆さんが私をこのクラブに呼んで下さり、この快挙を達成するための全てのサポートをして下さいました」とクラブの公式サイトにコメントした。
J1に昇格した2024シーズンは、前年のケガにより4月まで出場機会がなく、復帰後もベンチスタートになることが多かった。
今シーズンはヴィッセル神戸に期限付き移籍で加入し、ここまでJ1・18試合で6ゴール3アシストと結果を残し続けている。