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注目度が低下…? Jリーグ、入場者数の上昇率ワーストランキング4位。降格するもペースは変わらず? 後半戦の“特需”に期待

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 明治安田Jリーグは後半戦に突入している。好調でファンの期待が高まっているクラブがあれば、盛り上がりに欠けるクラブもある中で、今回はJリーグ全60クラブの今季の1試合平均観客動員数を集計し、昨季からの上昇率を計算。ワーストランキングとして、上昇率が低いクラブを紹介する。※データは6月30日時点。

4位:鹿児島ユナイテッドFC

鹿児島ユナイテッドFC
【写真:Getty Images】

本拠地:白波スタジアム
収容可能人数:1万2,606人
2024シーズン1試合平均:6,596人
2025シーズン1試合平均:5,451人
前年比:-17.4%

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 鹿児島ユナイテッドFCは、2025シーズンのJ3で1試合平均5,451人を動員しており、J2で戦った昨シーズンから17.4%の減少となった。

 観客減の主な要因は、やはりJ2からJ3への降格と見られる。ただ、J2で下位に低迷していた昨シーズンと比較すると、前半戦の動員ペースに大きな差はない。昨シーズン第20節終了時点の平均は5,575人で、今シーズンとほぼ同水準だ。

 昨シーズンは、J2残留を懸けたシーズン後半の戦いで観客数が大きく伸びた。緊迫した状況の中、多くのファンがスタジアムに詰めかけ、チームを後押しした結果だ。

 特に、アウェイサポーターの動員が期待できる清水エスパルス戦や、ロアッソ熊本との九州ダービーでは1万人超を記録。こうした試合が“特需”となって平均観客数を押し上げた。

 今シーズンも、こうした注目カードが後半戦に控えている。とりわけ、9月の第28節・テゲバジャーロ宮崎戦は、J2昇格を争う直接対決として高い注目を集めそうだ。

 鹿児島と宮崎は現在、ともに上位に位置しており、アツい南九州ダービーが期待できる。

 シーズン終盤、鹿児島が昇格争いの渦中にいられるかどうか。それ次第で、昨シーズンのような後押しが再びスタンドを埋めることになるだろう。

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【了】

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