「あの位置にいることは分かっていました」
「あの位置にいることは分かっていましたし、それに対してフォワードの選手がニアに潰れてくれる動きをしていたのでチャンスになると思っていました」
ロングボールを主体に前進するいわきとの中盤のバトルに負け、セカンドボールを拾えずに後手を踏む場面もあったが39分には、髙橋のスルーパスからイサカが中に送るとFW森海渡がダイレクトで右足を振るが、相手キーパーに阻まれる。
43分に左サイドからショートパスで崩され、中央突破を許すとMF柴田壮介に左足でねじ込まれ先制点を献上。決定機の数では千葉が上回ったが、いわきに一瞬の隙を突かれた格好となった。
1点のビハインドでハーフタイムを迎えると後半に向けてホーム側サポーターの声量は同点に向け上がっていく。千葉は[4-4-2]へと形を変え、球際でのバトルに注力。セカンドボールを回収することで、流れは一気に千葉に傾いた。
その要因をイサカは「前半からやるべきことをやれていた部分もありますが球際で後手を踏んだところがあり、後半から修正できました」と明かしつつ、「ホームの後押しは他のスタジアムにないものがある」と、サポーターの力とスタジアムの雰囲気を口にした。