チームメイトもイサカを称賛「プラスになる良い選手」
53分には左サイドで椿のパスを受けた森がグラウンダーのクロスを入れると、イサカが飛び込んだが僅かにシュートは逸れ、続く54分には椿がドリブルで持ち込みカットインからシュートを打つも相手キーパーの正面に。サポーターのボルテージはさらに上がり、ムードは上げ潮でアタッカー陣の勢いが加速していくと69分に千葉が同点弾を撃ち込んだ。
髙橋がバランスを崩しながらもボールをキープし前線にボールを送ると、イサカが爆発的な加速力でスプリントし絶妙なタイミングでクロスを入れる。ゴール前中央で受け取った椿は右足を一閃しゴールネットを揺らした。
初アシストを記録したイサカは「決めてくれたバッキー(椿)に感謝したいです」とコメント。さらに「(髙橋)壱晟が個で剥がしてくれて良い形でボールを受けられ、マイナスの位置は前半から空いている感覚だったので、(呉屋)大翔くんには『入ってきて欲しい』と伝えていました。とにかく速いボールを入れようと思って、それがバッキーにまで流れて彼が沈めてくれましたが、もっと精度を上げていきたいと思います」と続けた。
一方、椿は「何も考えず思い切り振った感じです」とゴールシーンについて話すと、イサカについて「良いボールが来るし、仕掛けられるし、チームにとってもアシストを受けた僕にとってもプラスになる良い選手だと改めて思いました」と称えた。