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明治安田J1リーグも後半戦に突入。ここまでのスタッツから、それぞれのクラブの特徴や課題が見えてくるようになった。そこで今回は「デュエル勝利数」にフォーカスしたランキングを紹介する。※データはJリーグ公式サイトを参照(8月7日時点)。デュエルとは空中戦を除く1対1での勝利総数で、ドリブルで抜いた回数+タックル数をカウントする。ドリブルについてはかわした回数はカウントせず、タックルについては自チームのボールとならなかった場合もカウントする。デュエル勝利数が並んだ場合はJリーグ公式サイトの掲載順に準拠。
5位:鈴木雄斗(すずき・ゆうと)

【写真:Getty Images】
生年月日:1993年12月7日
所属クラブ:湘南ベルマーレ
今季リーグ戦成績:23試合1得点1アシスト
デュエル勝利回数:64回
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J1のデュエル勝利数ランキングで5位に入ったのは、湘南ベルマーレの鈴木雄斗だ。
約184cmの長身と屈強なフィジカルを活かし、WBやCBの複数ポジションでプレー。対人守備での強さ、空中戦での競り合いの巧さが際立ち、リーグ戦23試合に出場してデュエル勝利数「64回」を記録した。
相手のキープレーヤーを無力化する守備は、湘南の守備戦術に欠かせない要素となっている。
チーム内でベテランの位置にいる鈴木は、プレー面だけでなく、精神面でもチームを支える存在だ。若手の多い湘南において、戦術的理解度と経験値を活かしてピッチ内外で模範的な振る舞いを見せる。
試合中は的確なコーチングで仲間を動かし、守備陣の要所を引き締める。
また、守備的な局面では球際の強さとタフさを発揮し、ピッチのあらゆる場所で“勝てるデュエル”を体現している。
湘南のハイプレス戦術の起点となることも多く、攻守のトランジションを高速でこなすその姿は、まさに現代型の万能選手と言えるだろう。
経験、実力、精神的支柱と三拍子揃った鈴木は、湘南の戦術と精神を支える屋台骨として、今後もなくてはならない存在だ。