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明治安田Jリーグは後半戦に突入している。好調でファンの期待が高まっているクラブがあれば、盛り上がりに欠けるクラブもある中で、今回はJリーグ全60クラブの今季の1試合平均観客動員数を集計し、昨季からの上昇率を計算。ワーストランキングとして、上昇率が低いクラブを紹介する。※データは6月30日時点。
2位:FC町田ゼルビア
本拠地:町田GIONスタジアム
収容可能人数:1万5,320人
2024シーズン1試合平均:1万7,610人
2025シーズン1試合平均:1万3,381人
前年比:-24.0%
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FC町田ゼルビアの2025シーズンにおける1試合平均観客数は1万3,381人となり、前年から24.0%の減少となった。
ただし、2024シーズンが“特別な年”だったことは考慮すべきだ。クラブ初のJ1挑戦でいきなり優勝争いに加わり、スタジアムはかつてない熱気に包まれた。その影響で、クラブ史上最多の観客動員を記録した。
加えて昨シーズンは、ホームの「町田GIONスタジアム(Gスタ)」だけでなく、「国立競技場」で4試合を開催。より多くの観客を集められる会場での試合が、平均観客数を押し上げる要因となった。
結果、本拠地の収容人数を超える1万7,610人という“異例”の平均を記録した。
一方、今シーズンここまでの国立開催は第10節・浦和レッズ戦(4万4,363人)の1試合のみ。チームも中位にとどまっており、スタンドの盛り上がりはやや落ち着いている印象だ。
Gスタでの1万人未満の試合は、昨シーズンが5試合だったのに対し、今シーズンはすでに4試合を数えている。
今後の国立開催は、11月のFC東京戦を残すのみ。昨シーズンと同等の水準を目指すのは現実的ではない。ただ、J2時代の2023シーズンは平均7,426人であり、それと比べれば集客力は確実に伸びている。
昨シーズンの成功をきっかけに、新たな層の一部を“常連化”することに成功した。その意味では、数字以上の前進が見て取れるシーズンかもしれない。
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