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古長谷千博が初受賞

　Jリーグは20日、「2025明治安田Jリーグ 月間ベストゴール賞」を発表した。J2リーグでは、ロアッソ熊本MF古長谷千博が初受賞した。対象となったゴールは、7月12日に行われたブラウブリッツ秋田戦での得点。1点ビハインドの状況で生まれたそのゴールは、熊本らしいパスワークから背番号「10」が仕留めた美しい同点弾だった。

　古長谷がスーパーゴールを決めたのは44分。1点を追う熊本は、大木武監督率いるチームらしく、選手が密集した状態でのワンタッチプレーで、ボックス付近まで前進すると、ペナルティーエリア右外から古長谷が左足を鋭く振り抜く。華麗な弧を描いたボールは、ゴール左隅に吸い込まれた。シュートまでの流れから背番号「10」のフィニッシュまで、全てが美しいプレーだった。

　Jリーグを通じて、古長谷は「この度は7月の明治安田J2月間ベストゴールに選んでいただき、ありがとうございます。あのゴールはチームとして普段やっていることが詰まった1点だったので、とても嬉しかったです。チームメイトに感謝します。次はチームを勝たせるゴールを取れるように、また、このような賞を受賞できるように日々精進していきます」とコメントしている。