フットボールチャンネル

Jリーグ 4か月前

「成功体験から掴んでいった」椿直起が実感した一番の変化。ジェフ千葉のために「汗かける選手でありたい」【コラム前編】

シリーズ:コラム text by 石田達也 photo by Shota Sato

ジェフユナイテッド千葉 最新ニュース

 明治安田J2リーグ第25節を終えた時点で、2位と奮闘を続けるジェフユナイテッド千葉。17シーズンぶりのJ1昇格へ向けて、期待は日に日に高まっている。ここまでリーグ戦全試合に出場し、チームの攻撃の要として躍動する椿直起が、今シーズンを戦う中で掴んだ成功体験を明かしている。(取材・文:石田達也)

「チームのために汗かける選手でありたい」

ジェフ千葉、椿直起
【写真:編集部】

 チームで唯一、ここまで全試合に出場しジェフユナイテッド千葉の躍進を支えてきたMF椿直起は「シーズン当初から全試合に出場することを目標としていました。出られない選手の気持ちも分かっているからこそ頑張りたいですし、ガムシャラにチームのために汗かける選手でありたいと思います」と話した。

JリーグはDAZNで全試合配信!
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]

 第24節を終え、勝ち点42(12勝6分け6敗)を積み上げ2位につける千葉だが、前半戦までは首位を堅持。圧倒的な攻撃力で目の前の相手をねじ伏せてきた。

 スタートダッシュのポイントになったのが、敵地でのいわきFCとの開幕戦(2-0)だ。18本ものシュートを打たれながらもチーム一丸となって守り抜き、数少ないチャンスをものにし会心の勝利を手に入れた。

「開幕戦がターニングポイントでした。キャンプでの練習試合でも中々、勝てず、柏レイソルとの“ちばぎんカップ”(0-3)でもボロ負けをし、やっていることが合っているのか不安になった選手もいると思います。それでもやり続けて勝ったという成功体験が、この順位につながったと思っています」

 
 開幕から6連勝と波に乗り、敗れたジュビロ磐田戦を挟み4連勝を記録。前線からハイプレスをかけ、両サイドの突破力を生かす。ボールを奪った後の質も高く、そこからの攻撃もかなり速い。その戦い方を実現するために全選手がハードワークをする。指揮を執り3年目となる小林慶行監督の志向するサッカーが浸透しているのだ。

1 2 3

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!