17シーズンぶりのJ1復帰に向けて「それに応える自信がある」
「もちろん勝てていればベストですが大事な時期だったと思います。そこまでの実力が自分たちになかった訳で、後半戦に入る前に監督を含め、チームで考えるきっかけになった良い時期だったと思っています」
苦しい時期が続くなか、サマーブレイク前のラストゲームとなった第23節モンテディオ山形戦(1-0)で8試合ぶりの白星。しかも昨シーズン、J1昇格プレーオフを懸けた最終節で、山形に0-4と大敗した因縁の地で掴み取った勝利でもあった。
試合後は、左ひざの大怪我で長期離脱中の田中のユニフォームを纏いサポーター待つスタンドへ挨拶にいくと溢れる思いを抑え切れず涙が頬を伝った。
「喜んでくれているサポーターがたくさんいて、それを見た時にホっとしたと言うか、たった1勝ですが、それまでの思いがグっとこみ上げてくるものがありました」
そして、ここまで千葉の両翼を支えてきた相棒の想いを背負って残りシーズンを戦っていく。
「(田中)和樹くんは、今までチームのために走ってくれた選手ですし、それはチーム全員が和樹くんのためにJ1に行こうという気持ちがあると思います」
チームメイトと共に17シーズンぶりのJ1復帰に向け100%のフルパワーで挑んでいく。タフな戦いを制するためにもサポーターと共闘し乗り越えていく構えだ。
「これからも最高の雰囲気を1試合でも多く作ってくれたら嬉しいですし、それに応える自信があるので一緒に戦って欲しいです」
背番号14の言葉には、勝敗を左右する存在としての確かな自信と責任があった。その先にあるのは歓喜の共有だ。
(取材・文:石田達也)
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