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Jリーグ 4か月前

J1とJ2がクラブが狙う!? J3で輝く超逸材5人。恐怖と希望の移籍市場。夏の“個人昇格”は実現するか?

FW:城定幹大(じょうじょう・かんた)


【写真:Getty Images】

生年月日:2001年2月15日(24歳)
所属クラブ:福島ユナイテッドFC
今季リーグ成績:22試合5ゴール4アシスト

 今季ここまでのJ3リーグを語る上で、城定幹大の名前は欠かせない。

 現在24歳の城定は、かつて浦和レッズや湘南ベルマーレでプレーした城定信次を父にもつサラブレッドだ。父と同じく市立船橋高校を経て、産業能率大学に進学。卒業後、2023年に福島ユナイテッドFCに加入した。

 プロ1年目の2023シーズンは、リーグ戦14試合に出場。昨季はリーグ戦36試合に出場して4ゴール3アシストと確かな結果を残した。3年目の今季はさらに飛躍を遂げ、ここまでリーグ戦22試合で5ゴール4アシストをマークしている。

 そんな城定の魅力は、ドリブル、パス、シュートの三拍子が揃っていることに加え、類まれなサッカーセンスを持ち合わせていることにある。

 アイデアが豊富で、ひとつひとつのプレーがエレガント。弱冠24歳とは思えぬ落ち着きぶりで、チームの攻撃に変化を加えることができる。左足から放たれるミドルやフリーキックも脅威だ。

 彼の活躍は、福島ユナイテッドFCの躍進に直結していると言っても過言ではない。このままシーズンを通して結果を残し続ければ、間違いなく来季にはJ2、ひいてはJ1のクラブからのオファーが届くことだろう。

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