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Jリーグ 4か月前

このままでは厳しい…。J2リーグ、ゴール期待値ワーストランキング1~5位。迫力不足が否めないのは?

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 明治安田J2リーグも後半戦に突入。ここまでのスタッツから、それぞれのクラブの特徴や課題が見えてくるようになった。そこで今回は「ゴール期待値」にフォーカスしたワーストランキングを紹介する。※データはJリーグ公式サイトを参照(8月15日時点)。ゴール期待値とは「あるシュートチャンスが得点に結びつく確率」を0~1の範囲で表した指標。ゴール期待値が並んだ場合はJリーグ公式サイトの掲載順に準拠。

5位:サガン鳥栖

ゴール期待値 ワーストランキング サガン鳥栖
【写真:Getty Images】

2025リーグ戦成績:25試合12勝6分7敗(6位)
2025リーグ戦得点数:25試合26得点
ゴール期待値:28.3

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 明治安田J2リーグにおけるゴール期待値でワースト5位となったのは、2011シーズン以来となるJ2の戦いに挑んでいるサガン鳥栖だ。

 2025シーズン開幕前、鳥栖はマルセロ・ヒアンや富樫敬真ら、これまで得点源として活躍してきたアタッカーたちを他クラブに放出。仕上げのフィニッシュに大きな不安を残したまま実戦に突入した。

 その不安は現実のものとなり、鳥栖は慢性的な得点力不足に。リーグ戦25試合で26得点はワースト6位タイの少なさで、ゴール期待値は「28.3」にとどまっている。

 ゴール期待値が低迷するなかでも、J1昇格プレーオフ圏内の6位に踏みとどまっているのは、偏に守備力が高いから。22失点(リーグ3位タイの少なさ)しか許していない守備の堅実さがなければ、得点力不足の影響がモロに順位表へ反映されていただろう。

 ただ、より上位を目指していくのであれば、ゴール期待値の上昇は必達事項だ。常に”ウノゼロ”で勝利をもぎ取るのは現実的に難しく、2点、3点と複数得点を奪ってセーフティーリードを得る力が求められる。

 7月7日~8月20日にかけて設置される第2登録期間(ウインドー)では前線に目立った補強の動きがないだけに、小菊昭雄監督には現有戦力でいかにゴールへの道筋を切り拓いていくかという難しいミッションが課されている。

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