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Jリーグ 4か月前

このままでは厳しい…。J2リーグ、ゴール期待値ワーストランキング1~5位。迫力不足が否めないのは?

3位:大分トリニータ

ゴール期待値 ワーストランキング 大分トリニータ
【写真:Getty Images】

2025リーグ戦成績:25試合6勝10分9敗(14位)
2025リーグ戦得点数:25試合22得点
ゴール期待値:25.0

 1試合1点以下のゴールペースになってしまっているのが大分トリニータだ。

 明治安田J2リーグにおける、ここまでのゴール期待値ではワースト3位に落ち込んでおり、慢性的な得点力不足の解消は一筋縄ではいかなさそうだ。

 2025シーズンの大分は、リーグ戦25試合で22得点しか挙げることができていない。これはワースト3位の少なさであり、ゴール期待値は「25.0」と低水準にとどまっている。

 2024シーズンまで大分に在籍していた渡邉新太が、今季は水戸ホーリーホックで大爆発(J2得点ランキング2位の11得点)しているのが何とも皮肉な結果である。

 とはいえ、渡邉を失ったのは今季開幕前の話。シーズンが中盤戦に突入するなか、そろそろ効果的にゴールを奪うための最適解を導き出したいところだ。

 ただ、夏のリーグ中断期間明けの第24節FC今治戦(● 0-1)では前半開始早々の失点で焦ったのか、その後の反撃もどこかちぐはぐさが目立った。

 中断期間の準備を活かせないチームの戦いぶりに業を煮やしたサポーターからは、試合後にブーイングが飛んだ。

 一縷の望みは、直近の第25節カターレ富山戦(△ 2-2)でチームにゴールへの期待感が戻り、2得点が生まれたこと。

 試合後に片野坂知宏監督が「チャンスはあるなかで、フィニッシュの精度を含めてまだまだ継続して高めていかなくてはならない」(Jリーグ公式サイトより)と語ったとおり、大分の課題ははっきりしている。

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