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Jリーグ 4か月前

このままでは厳しい…。J2リーグ、ゴール期待値ワーストランキング1~5位。迫力不足が否めないのは?

2位:カターレ富山

ゴール期待値 ワーストランキング カターレ富山
【写真:Getty Images】

2025リーグ戦成績:25試合5勝8分12敗(18位)
2025リーグ戦得点数:25試合21得点
ゴール期待値:24.2

 明治安田J2リーグにおけるゴール期待値でワースト2位となってしまったのは、2014シーズン以来となるJ2復帰を果たしたカターレ富山だ。

 2025シーズンにおける富山の得点力は、残念ながら低い水準に落ち込んでいる。リーグ戦25試合で21得点はワースト1位タイの数字で、ゴール期待値は「24.2」。3勝1分1敗とスタートダッシュに成功した開幕5試合では6得点を挙げたが、以降はゴールペースが鈍化している。

 第6節のサガン鳥栖戦(● 0-1)から直近の第25節大分トリニータ戦(△ 2-2)までの20試合で15得点しか奪えておらず(1試合平均0.75得点)、20試合中およそ半数にあたる9試合で無得点に終わっている。

 富山にとって大きな痛手となったのは、今季リーグ戦16試合で5得点をマークしていた碓井聖生が今年6月に退団してしまったことだ(アビスパ福岡へ完全移籍)。チームは碓井退団後の8試合中4試合でゴールレスを記録。有望なフィニッシャーを欠く影響が、如実に数字へと表れてしまった。

 直近の大分戦後、安達亮監督は2得点を奪いながらも「得点を取る最後のところではまだ足りない部分はある」と口にしている(Jリーグ公式サイトより)。

 一方で「方向性は間違いなく見えてきている」「やりたいサッカーが選手たちに浸透しつつある」とチームの進化も実感しているようで、攻撃的なスタイルを好む指揮官の“イズム”がこのまま定着していけば、富山のゴール期待値は自ずと上向いてくるだろう。

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