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フォーカス 4か月前

使いません!? 日本人選手を干した名監督6人。とくに相性が悪かったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

セバスティアン・ヘーネス×原口元気(シュツットガルト)

シュツットガルト監督のセバスティアン・ヘーネスと原口元気
【写真:Getty Images】

リーグ戦成績:5試合0得点0アシスト

 原口元気はブンデスリーガにて、日本人の中では長谷部誠、奥寺康彦、大迫勇也に続いて4番目に多い173試合に出場している。

 当時32歳と経験豊富な同選手ではあるが、現在もシュツットガルトで指揮を執るセバスティアン・ヘーネス監督の下では全く出場機会を掴むことができなかった。

 原口は2023年1月にウニオン・ベルリンからシュツットガルトへと移籍した。加入後は8試合連続スタメンと最年長としてチームを牽引している。

 ところが、ヘーネスが同年4月にシュツットガルトの監督に就任すると、そこからあからさまに出場機会が激減する。それからブンデスリーガでの先発の機会は一度しかなく、2023/2024シーズンに限っては2試合しか出番が訪れていない。

 原口がほぼ構想外となっている中でシュツットガルトはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の2位でリーグ戦を終えている。

 逆に原口が出場機会を得ていたヘーネス政権以前は降格圏に沈んでおり、この状況で無理にベテランMFを起用する理由はなかっただろう。

 なお、当時41歳のドイツ人監督は2024年3月にシュツットガルトとの契約延長を発表。逆に原口はシーズン終了と同時に退団し、2024年9月に古巣である浦和レッズに約10年ぶりに復帰している。

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