2位:ディーン・デイビット

【写真:Getty Images】
生年月日:1996年3月14日
移籍先:マッカビ・ハイファFC(イスラエル)→横浜F・マリノス
移籍金:111万ユーロ(約1.9億円)
2024/2025リーグ成績:21試合13得点3アシスト(マッカビ・ハイファFC)
2025年夏のJリーグ移籍金ランキング第2位には、イスラエルのマッカビ・ハイファFCから横浜F・マリノスに移籍したディーン・デイビットがランクインした。
降格圏に低迷中のマリノスにやってきたデイビットは、111万ユーロ(約1.9億円)とされる多額の移籍金で加入。その金額からは、同選手の実績と期待値の高さがうかがえる。
そんなデイビットは、マッカビ・ハイファで約4年間で76得点を挙げるなど圧倒的な得点力を発揮。イスラエル代表でも9試合に出場した経験があり、スピードと決定力、そして多彩なフィニッシュパターンを持つFWとして知られる。
マリノス加入後は約1ヵ月間ベンチ外が続くも、直近のJ1リーグ第26節清水エスパルス戦でスタメン出場。すると29分、カウンターの場面で巧みに抜け出して冷静に決めきり、自らデビュー戦を彩った。
勝利に貢献したデイビットは、クラブ公式YouTubeのインタビューで「最低8ゴールを目標」と語っており、降格圏に沈むマリノスの得点源として起爆剤となることが期待されている。
アンデルソン・ロペスやエウベルら、攻撃の軸となっていた選手が抜けてしまった中で、デイビッドに求められるものは、計り知れない。この男の活躍は、クラブ史上初のJ2降格を回避するうえで不可欠だ。