2025シーズンの明治安田J1リーグも半ばを過ぎ、残すところあと11試合。この時期になると毎年熾烈な残留争いが繰り広げられるが、今季はどのチームがトップカテゴリーに留まることができるだろうか。また、どのチームが降格危機にあるのか。今回は“どこよりも遅い”順位予想を行う。※情報は8月25日時点
15位:東京ヴェルディ
監督:城福浩
暫定順位:14位
成績:勝ち点「31」/得失点「-12」
JリーグはDAZNで全試合配信!
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
J1昇格後、右肩上がりで順位を上昇させ、昨シーズンは最終的に6位で終えた東京ヴェルディ。16年ぶりの舞台を見事に戦い抜いたチームは、今季ここまで中位以下に落ち着いている。
台所事情は厳しい。3バックの一角を務めていた綱島悠斗がリーグ戦のトップスコアラーに君臨するほどチームの得点力は乏しいのだが、その彼が今夏の移籍市場でベルギーのアントワープFCに加入。10番の木村勇大も名古屋グランパスへ加わり、さらにはウイングバックの翁長聖までV・ファーレン長崎に活躍の場を移した。
攻守に主力を失った分、特別指定選手の平尾勇人(日本大学)を含め、ヴェルディは新たに6名のタレントを確保した。数で言えばプラスだが、同クラブにとってはなかなか厳しい夏だ。
とはいえ、木村や綱島の台頭を振り返ると、ヴェルディの内部に活路を見出すこともできそうだ。京都サンガF.C.やツエーゲン金沢で結果を残せなかった木村がJ1でリーグ2ケタ得点、世代別代表経験のなかった綱島がサッカー日本代表へ。彼らが城福監督のもとで急成長を遂げたのは、この2年間のことだ。
つまり今回チームに加わった6人、ひいては現在のヴェルディのスカッドにいる誰かが頭角を現すことも十分にあり得るのだ。それが顕著なほど、順位が上がる可能性も高い。今はまだその片鱗が見えていないため、このランキングでは15位着地とした。
