サッカークラブの持つ影響力は単一の尺度で測れるものではないが、複数の指標から見えてくるものがある。今回はJ1、J2、J3の全60クラブを対象に、成績、人気、育成、売上の4つの指標を抽出して数値を組み合わせてランキング形式にした。果たして、最も“力のある”Jクラブはどこなのだろうか。ランキングの11位から15位を紹介する。※見出しの括弧内の数字は、各項目の1位(最高位)を60ポイント、60位(最下位)を1ポイントとして降順で計算した合計値。[5/5ページ]
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11位:セレッソ大阪(195)
2025リーグ戦成績:10位(J1)
2025シーズンホームグロウン人数:7人(15位タイ)
2025リーグ戦ホームゲーム平均入場者数:18,654人(13位)
2024年度営業収益:約54億100万円(11位)
2025シーズンのセレッソ大阪は、特定の項目で突出した数字こそないものの、全ての指標において安定して高水準を維持し、総合11位にランクインした。
アーサー・パパス監督体制1年目となった2025シーズン。チームは紆余曲折を経験しながらも、一貫してアグレッシブな戦術を追求し続けた。
最終順位は前年と同じ10位だが、クラブは指揮官の手腕を高く評価し、続投を決定。継続路線でさらなる成長を目指している。
ホームゲームの平均動員数は18,654人でリーグ13位。「ヨドコウ桜スタジアム」の入場可能人数は24,481人であり、収容率は低くない。
営業収益は2023年度の約48億6800万円から2024年度は約54億100万円まで上昇した。営業利益は2億7,600万円で前年の4億1100万円で若干下げているものの、2022年以降安定して純利益を計上している。
ホームグロウン選手数は7人で決して多いわけではないものの、大ベテランの香川真司を筆頭に、中島元彦や喜田陽といった主力もクラブ内で育った。
さらにシーズン途中には、生え抜きの北野颯太がオーストリアの強豪レッドブル・ザルツブルクへ移籍。パパス監督が掲げる「有望な才能をトップレベルへ導く」という目標を、就任初年度から実現した。
パパス体制で「攻撃的なフットボール」の基盤を築き上げたセレッソ。育成の成功を勝利に直結させることができれば、2026年はさらなる上位進出、そしてパワーランキングでのトップ10入りも十分に射程圏内だ。
【著者プロフィール:編集部】
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