
21歳以下日本人移籍金ランキング【写真:Getty Images】
現在の日本サッカー界は、多くの選手たちが海外へ渡り、異国の地で活躍している。特に、ここ数年で若手でも海外に挑戦できる時代に変化し、今冬も複数の選手が欧州へ移籍。多額の“移籍金”が、発生している。そこで今回は、21歳以下に縛りを設け、歴代の移籍金をランキング形式で紹介する。※成績、移籍金は27日時点。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。[5/5ページ]
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6位:久保建英(くぼ・たけふさ)

レアル・ソシエダの久保建英【写真:Getty Images】
生年月日:2001年6月4日(24歳)
移籍先:レアル・マドリード(スペイン)→レアル・ソシエダ(スペイン)
移籍したシーズン:22/23シーズン
移籍金:650万ユーロ(約12億円)
22/23リーグ成績:35試合9得点7アシスト
いまや、レアル・ソシエダ(スペイン)の攻撃の要とされている久保建英だが、これまでのプロキャリアはほとんどが、期限付きでの移籍ばかりだった。
10歳からFCバルセロナの下部組織に所属していた久保は、同クラブがFIFAの規則違反を行ったことにより、13歳のタイミングで日本に帰国。FC東京の下部組織に身を移す。
16歳でプロ契約を結んだ久保は、足元の技術はピカイチだったが、フィジカル面でプロ相手に苦戦。そのため、J1リーグでの出場機会も多く得られず、2018年に横浜F・マリノスへ期限付き移籍することに。
そこで、後にトッテナム・ホットスパーの指揮を執るアンジェ・ポステコグルー監督と出会う。
“名将”の元で過ごした半年間の影響か、殻を破ったかのように、翌2019年のFC東京では、出場時間だけでなく、ゴールやアシストも増加した。
すると、元バルサ出身ということもあってかスペインで認知されており、2019年6月にレアル・マドリードへ移籍。“禁断の移籍”を実現してしまう。
しかし、ここから久保は、ローン移籍が3シーズン続くことになる。
スターが揃うマドリーで、居場所を掴めなかった18歳は、マジョルカへ。1年目は35試合に出場し、ラ・リーガでインパクトを残すと、翌シーズンにはビジャレアルに半年間期限付き移籍する。
その後、ヘタフェ、再びマジョルカとレンタル移籍を繰り返した。
そして、ラ・リーガ4年目となる2022/23シーズンに、移籍金推定650万ユーロ(約12億円)でソシエダへ。ようやく完全移籍を果たし、正式にクラブの一員となった。
そんな久保は、加入初年度から、攻撃の中枢を担い、3年連続で30試合以上の出場を記録している。
ただ、長年同リーグに在籍していることや、それに伴って“要注意人物”と認知され、マークや激しいプレスを浴びることが増えたこと、チーム状況の悪化などが影響し、昨季から調子を落としつつある。
また、先月19日のリーグ戦第20節バルセロナ戦で右太もも裏の筋肉を負傷。長期離脱の可能性が大いにあり得る状況となった。
ソシエダだけでなく、サッカー日本代表でも中心選手の久保。6月に開幕するFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会までに、コンディションが回復することを祈るばかりだ。
【著者プロフィール:編集部】
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