
21歳以下日本人移籍金ランキング【写真:Getty Images】
現在の日本サッカー界は、多くの選手たちが海外へ渡り、異国の地で活躍している。特に、ここ数年で若手でも海外に挑戦できる時代に変化し、今冬も複数の選手が欧州へ移籍。多額の“移籍金”が、発生している。そこで今回は、21歳以下に縛りを設け、歴代の移籍金をランキング形式で紹介する。※成績、移籍金は27日時点。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。[1/5ページ]
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10位:浅野拓磨(あさの・たくま)

サッカー日本代表浅野拓磨【写真:Getty Images】
生年月日:1994年11月10日
移籍先:サンフレッチェ広島→アーセナル(イングランド)
移籍したシーズン:16/17シーズン
移籍金:400万ユーロ(約7.2億円)
16/17リーグ成績:0試合0得点0アシスト(アーセナル)
16/17リーグ成績:26試合4得点4アシスト(シュトゥットガルト)
浅野拓磨がイングランドの名門であるアーセナルへの移籍を発表したときは、サンフレッチェ広島サポーターだけでなく、日本のサッカーファンも驚きを隠せなかった。
三重県の四日市中央工業高校出身の浅野は、3年連続で全国高校サッカー選手権大会に出場。高校生とは思えないスピードと決定力を武器に大活躍し、第90回と第91回大会で優秀選手賞および高校選抜に選ばれる逸材だった。
高校サッカー界で無双していた浅野は、2013年の卒業後に広島へ加入する。
しかし、森保一監督(現:日本代表監督)が指揮を執る同クラブには、レジェンドFW佐藤寿人が在籍。浅野は、2015年までスーパーサブとしてチームに貢献していた。
そんな浅野にとって、転機となる出来事が起こる。
それは、2016年に行われたリオデジャネイロオリンピック(リオ五輪)の出場枠を争うAFC U-23アジアカップ2016におけるU-23韓国代表との決勝戦だ。
60分、2点リードされた状況でピッチに入った浅野は、わずか7分後にゴール。81分には、逆転ゴールを決め、日本を優勝に導いた。
救世主となった男は、2016年から広島で“背番号10”を背負い、Jリーグでも活躍。そして、同年7月18日に移籍金推定400万ユーロ(約7.2億円)でアーセナルに加入した。
しかし、労働許可証が下りず、加入後すぐに、当時ブンデスリーガ2部のシュトゥットガルトへローン移籍することになった。
その後、同リーグ所属のハノーファー96やボーフム、セルビアのパルチザン・ベオグラードといった欧州のクラブを渡り歩いた。
クラブで成長を続けたことで、日本代表にも定着。2022年のFIFAワールドカップ・カタール大会では、ドイツ代表戦で劇的な逆転ゴールを決め、時の人となった。
現在は、さらに場所を移し、スペインのマジョルカに所属。怪我に悩まされながらも海外での挑戦を続けている。