明治安田Jリーグ百年構想リーグは第10節が終了し、折り返し地点を迎えている。同リーグは昇降格がなく、若手を積極起用しやすい点が、特徴の一つとなっている。しかし、そんな中でも出場機会を得られていない選手がいる。今回は、シーズン前に期待を受けながらも、試合に出られない日々を送る23歳以下の選手をピックアップして紹介する。[1/5ページ]
MF:舩橋佑(ふなばし・ゆう)

鹿島アントラーズ所属の舩橋佑【写真:Getty Images】
生年月日:2002年7月12日
所属クラブ:鹿島アントラーズ
昨季リーグ戦成績:31試合2ゴール2アシスト
昨季の飛躍から一転、舩橋佑はベンチ暮らしのシーズンを送っている。
茨城県出身の舩橋は、小学生年代から鹿島アントラーズのアカデミーに在籍してきた。
展開する能力に長けたボランチとして活躍してきた同選手は、2021年に鹿島ユースからトップチームへと昇格している。
19歳にして鹿島の一員となった舩橋だったが、トップチームの壁は高かった。
2021シーズンから2024シーズンまでの4シーズンで出場を記録した試合は27試合。若手とはいえ、満足はできない成績である。
そんな中迎えた2025シーズン、舩橋は急成長を見せる。
鬼木達新監督のもと、同選手は中盤の選手としてチーム最多となるリーグ戦31試合に出場。高いキック精度と成長した守備強度で中盤を支配し、クラブの久しぶりのJ1優勝に貢献している。
こうして、次世代の鹿島を担っていく存在へと成長した舩橋だったが、今季はここまで未だ出場なしと、昨季とは真逆の展開になっている。
三竿健斗、知念慶、樋口雄太といった盤石の面々に加え、トップフォームに戻った柴崎岳の存在もあり、現在の中盤には全く付け入る隙が無い。
チームは現在リーグ首位をひた走っているが、舩橋の心中は全く穏やかではないはずだ。
7月で24歳を迎える同選手に、これから逆襲のチャンスは訪れるだろうか。
