
覚醒中の30代選手5人【写真:Getty Images】
年齢を重ねることは、サッカー選手としての衰えを意味するとは限らない。むしろ経験と知性を武器に、キャリアの新たなピークへと突入するベテランたちがいる。今季のJリーグでも、30代に差しかかった実力者たちが各クラブで存在感を発揮。アラサー世代の覚醒が、リーグの勢力図に確かな影響を与えている。今回は、今季躍動するアラサー世代の5人をピックアップして紹介する。(※成績は4月23日時点)[5/5ページ]
MF:三竿健斗(みさお・けんと)

鹿島アントラーズの三竿健斗【写真:Getty Images】
所属クラブ:鹿島アントラーズ
生年月日:1996年4月16日
今シーズン成績成績:10試合1得点0アシスト
今シーズンも圧巻の強さを維持する鹿島アントラーズで、中盤の舵取り役を担い、攻守のバランスを司っているのが三竿健斗だ。
三竿といえば、球際での強度の高さやボール奪取力が持ち味として知られてきた。
しかし、昨シーズンから指揮を執る鬼木達監督のもとでプレーの幅はさらに広がり、足元の技術や判断力にも磨きがかかっている。
単なる潰し役にとどまらず、ビルドアップの中心として攻撃の起点を担う存在へと進化を遂げた。
今季開幕戦のFC東京戦では、早川友基からパスを受けた場面で相手のプレスに捕まったのちにファウルを犯し、前半で退場処分を受ける悔しいスタートとなった。
それでも、以降は安定感のあるプレーを継続。ミスを引きずることなく、むしろその後のパフォーマンスを引き上げているのは特筆すべき点である。
ビルドアップの場面では必ずと言っていいほど三竿を経由し、的確な配球でリズムを整える。さらに、自身のボール奪取から一気に攻撃へ転じる展開力も一級品だ。
今や鹿島にとって欠かすことのできない絶対的存在として、チームの強さを根底から支えている。
【著者プロフィール:編集部】
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