
FIFAワールドカップ北中米大会Tier表【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会の開幕まで1ヶ月弱に迫っている。史上最多48カ国の大会前の時点における立ち位置は気になるところだろう。今回は、「Tier表」で6つのグループに分けて、各チームの現状や特徴を紹介する。[4/6ページ]
Tier3(ベスト8入りが現実的)
対象国:スイス,エクアドル,ベルギー,セネガル,ノルウェー,オーストリア
Tier3には、ベスト8入りが現実的な目標になりそうなチームを選出した。いわゆるダークホースと呼ばれる大会を荒らす可能性を秘めるチームが多い。
欧州予選のグループを首位で勝ち上がったスイス代表とオーストリア代表は、クラブチームに似た組織力を持つ。
スイス代表は起用するメンバーによって可変システムを使い分け、相手に合わせて攻撃のアプローチを柔軟に変える。
オーストリア代表は、ラルフ・ラングニック監督が育成年代時代から指導に関わっていた選手が大半で、今大会で最も非保持で組織的に動けるチームだ。ユーロ2024(欧州選手権)でフランス、オランダ、ポーランドを抑えてグループ首位通過した実力は間違いない。
ノルウェー代表とエクアドル代表はまさに「矛」と「盾」のようなチームだ。
世界最高のストライカーであるアーリング・ハーランドを擁する前者は欧州予選の8試合で37ゴール、守備陣にタレントが揃う後者は南米予選の18試合で5失点と、攻撃と守備に強烈な個性を持つ。
セネガル代表はフランスとノルウェーと同組という厳しいグループに入ったが、パペ・ティアウ体制での勝率は8割を超える。前線のアタッカー陣の破壊力は今大会でも随一だ。
ベルギー代表は若手とベテランの融合が上手くハマれば勝ち進む可能性がある。DF陣に不安があるのは事実だが、ジェレミー・ドクのドリブルを止めることができるチームはないに等しいだろう。
