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J1 4時間前

「夏には移籍か…?」J1百年構想リーグ、出場機会に飢える日本人選手5人。チャンスを掴めていないのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images
今夏に移籍も? 出場機会に飢える日本人Jリーガー5人
「夏には移籍か…?」J1百年構想リーグ、出場機会に飢える日本人選手5人【写真:Getty Images】



 明治安田J1百年構想リーグは序盤戦の熱狂を過ぎ、いよいよ各チームの地力が問われる終盤戦へと突入した。連戦が続く過酷な日程の中でも、未だにピッチへ立つことすら叶わない選手たちがいる。今回は、実力を持ちながらも出場機会に飢え、今夏の移籍市場での動向も注目される5人の日本人Jリーガーをピックアップし、その苦境の背景に迫る。[4/5ページ]

MF:土屋巧(つちや・たくみ)

柏レイソルの土屋巧
柏レイソルの土屋巧【写真:Getty Images】


生年月日:2003年10月25日(22歳)
所属クラブ:柏レイソル

 土屋巧は、J1百年構想リーグの柏レイソルで全く出場機会を得られていない。

 2022年に高卒ルーキーとして柏に加入した土屋は、着実に出場機会を増やし、2024シーズンはJ1で20試合に出場した。

 2025シーズン、リカルド・ロドリゲス監督の就任に伴い、土屋はヴァンフォーレ甲府への期限付き移籍を決断した。J2の舞台で不動のレギュラーとして30試合に出場。



 柏に帰還し、一回り大きくなった姿を見せることが期待されたが、フタを開けてみればここまでリーグ戦での出場はおろか、ベンチ入りすらままならない日々が続いている。

 ただ、ある程度予想できた苦戦でもある。土屋が起用されない主な要因として考えられるのは、戦術的なミスマッチだ。

 土屋の最大の武器は、対人の強さを活かした激しい守備とデュエルの勝負強さにある。

 一方で、リカルド監督が志向するのはポゼッションを軸に、ハイプレスとトランジションを連動させるスタイル。高い戦術理解度とビルドアップ能力が求められる中で、土屋の持ち味を活かしきれていない側面は否めない。

 不可解なのは、主力DFの原田亘が負傷離脱した際、本職がサイドバックの山之内佑成がセンターバックに起用された場面でも、土屋に声がかからなかったことだ。

 単なる序列の問題以上に、コンディション面で問題があるのかもしれない。

 いずれにしても、ピッチ上で経験を積んでこそ伸びる時期の若手にとって、実戦から遠ざかる現状はあまりにも惜しい。

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