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「本当に大丈夫?」北中米W杯直前に監督交代した国5選。大きな決断を下したのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images
北中米W杯直前に監督交代した国5選
北中米W杯直前に監督交代した国5選【写真:Getty Images】



 FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会の開幕まで1か月を切った。多くの代表チームが長い準備期間を経て本大会に臨む一方、さまざまな理由から直前に監督交代へ踏み切った国もある。今回は、開幕まで半年以内に監督交代を決断した代表チームを紹介する。なお、情報は5月19日時点のもの。[1/5ページ]

モロッコ代表(グループC)

モロッコ代表DFアクラフ・ハキミ

モロッコ代表DFアクラフ・ハキミ【写真:Getty Images】


FIFAランキング:8位
監督交代:ワリド・レグラギ → モハメド・ウアビ

 2022年のFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で、アフリカ勢初のベスト4入りを果たしたモロッコ代表が、今年3月に監督交代を行った。

 ただし、これはモロッコサッカー連盟による解任ではない。レグラギ監督自身が辞任の意向を示し、チームを離れている。



 同監督は2022年8月から2026年3月まで指揮を執り、1試合平均2.43ポイントを獲得。昨年末に自国開催されたアフリカネイションズカップ(AFCON)では決勝でセネガル代表に敗れたものの(後に没収試合扱いで勝利に変更)、安定した成績を残していた。

 退任に際し、レグラギ監督は「離れる決断を下したのはチームの進化のためでもある。この決断は降参ではなく、むしろ我々の国とサッカー界の未来を思っての選択だ」とコメント。前向きな監督交代であることを強調した。

 後任のモハメド・ウアビ監督は、モロッコの年代別代表で豊富な指導経験を持ち、昨年のFIFA U-20ワールドカップでチームを初優勝に導いた実績を持つ。

 新体制初陣となった3月シリーズでは、AFCON時のメンバーから大胆な入れ替えを敢行。モロッコ国籍を取得したイッサ・ディオプ(フラム)をはじめ、新監督の教え子であるジェシム・ヤシン(ストラスブール)、ヤシル・ザビリ(スタッド・レンヌ)、サミル・エル・ムラベ(ストラスブール)らが新たに招集された。

 戦術面は前体制を継承しており、すでに完成度の高いチームにさらなる競争原理を加える“ポジティブな変化”となる可能性がありそうだ。

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