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川崎フロンターレを救うのは脇坂泰斗の“言葉”。際立った伝える能力「何を言ったらいいのかなっていうのは…」【コラム】

川崎フロンターレ、脇坂泰斗
川崎フロンターレの脇坂泰斗【写真:Getty Images】



 水戸ホーリーホックの同点ゴールが取り消された裏で、川崎フロンターレを救っていたのは、脇坂泰斗の“冷静な対話”だった。感情的になっても不思議ではない場面。それでも主審へ淡々と状況を伝えた背番号14の姿勢が、試合の流れを変えた。さらにその試合では、脇坂が助言を送り続けてきた持山匡佑がハットトリックを達成。川崎の中心選手が持つ“伝える力”が、確かにチームを動かしていた。(取材・文:江藤高志)[2/2ページ]

「もう抜かれました。頼もしいです」

川崎フロンターレ、持山匡佑
持山匡佑には「もう抜かれた」と脇坂泰斗【写真:Getty Images】



 なお、持山への助言を称賛される現状について「思った時に言ってよかったなと思います。ああやって、チームの力に。タイミングもよかったと思いますけど、その2週間後ぐらいにね、ちゃんとチャンスが巡ってきたんで。というのはありますけど」と苦笑いしていた。

 そういう意味では持山の今があるのは脇坂のアドバイスあってのものではないかと重ねたが「いや全然違います。それは言いたいです。俺のおかげではないよっていうのは伝えたいです」とピシャリ。

「ただ、それで『ありがたかった』って言ってもらえるとやっぱ…(嬉しい)。後輩を見ながらいつ何を言ったらいいのかなっていうのは考えながらやってるし、難しい時間を過ごしてる選手とか特に言うタイミングで(アドバイスが)入ってくる入ってこないあるし、そういうのはちょっと考えながらやってる部分あるんで。そう言ってもらえると、はい、よかったなと思います」

 そして改めて持山について「すごいなと思います。3点も取って。僕は3点取ったことないんで、1試合で。もう抜かれました。頼もしいです」と持ち上げていた。

(取材・文:江藤高志)

【著者プロフィール:江藤高志】
1972年大分県中津市出身。出版社勤務を経て、1999年よりフリーライターに。01年ごろから川崎フロンターレでの取材を開始。04年からJsGOALフロンターレ担当となり、専門マガジン『川崎フットボールアディクト』の編集長を務める。

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【了】

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