
期待外れに終わった新戦力たち【写真:Getty Images】
明治安田Jリーグ百年構想リーグはプレーオフラウンドへと進み、東西のクラブが雌雄を決するため白熱の戦いを繰り広げている。例外的なシーズンではあるが、優勝チームにはAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)出場権が与えられ、勝ち点獲得により賞金も出るため、各クラブは冬に堅実な補強を行ってきた。その中でも、期待に応えられず不本意な成績に終わった実力者たちは多数いる。今回はそんな選手をピックアップして紹介する。[5/5ページ]
DF:キム・ミンテ

FC町田ゼルビアに加入したキム・ミンテ【写真:Getty Images】
生年月日:1993年11月26日
所属クラブ:FC町田ゼルビア
百年構想リーグ戦成績:1試合0ゴール0アシスト
【韓国人として異例のキャリア】
日本でプレーを重ねてきたキム・ミンテは、キャリアでも1番の困難に直面している。
キムミンテは大学卒業と同時に韓国を飛び出し、2015年にベガルタ仙台でJリーグデビューを果たした。
その後、移籍した北海道コンサドーレ札幌でスタメンに定着すると、2021年に加入した名古屋グランパスではYBCルヴァンカップ制覇に大きく貢献している。
名古屋退団後は鹿島アントラーズや湘南ベルマーレ、清水エスパルスでプレーし、Jリーグ通算出場数は226試合を数える。Jリーグで活躍する韓国人選手は数多くいるが、これほど長く、多くのクラブを渡り歩いた選手は珍しいだろう。
昨季終了後、清水への期限付き移籍が終了したキム・ミンテは、保有元の湘南がJ2降格を喫したため、補強の注目選手に。AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)を戦ううえで、選手層を厚くしたいFC町田ゼルビアが獲得に乗り出し、移籍が実現した。
【過密日程でも出番は…】
こうして町田へと加入したキム・ミンテだったが、町田の守備陣は昌子源、中山雄太、岡村大八で固定され、ベンチにもイブラヒム・ドレシェヴィッチが控える鉄壁の布陣。そこに割って入っていくことは容易ではなく、ACLE決勝を終え主力が疲弊しきった中迎えた水戸ホーリーホック戦が、百年構想リーグにおける自身唯一の出場となった。
町田はACLEと百年構想リーグを並行して戦い、4月中旬からは9連戦を戦う超過密日程をこなしている。その中で、ターンオーバー要員にもなり切れなかったことは、キム・ミンテの序列がかなり低いことを示している。
32歳の韓国人DFが町田で輝きを放つ瞬間は訪れるのだろうか。
【著者プロフィール:編集部】
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