
期待外れに終わった新戦力たち【写真:Getty Images】
明治安田Jリーグ百年構想リーグはプレーオフラウンドへと進み、東西のクラブが雌雄を決するため白熱の戦いを繰り広げている。例外的なシーズンではあるが、優勝チームにはAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)出場権が与えられ、勝ち点獲得により賞金も出るため、各クラブは冬に堅実な補強を行ってきた。その中でも、期待に応えられず不本意な成績に終わった実力者たちは多数いる。今回はそんな選手をピックアップして紹介する。[1/5ページ]
MF:乾貴士(いぬい・たかし)

ヴィッセル神戸に所属する乾貴士【写真:Getty Images】
生年月日:1988年6月2日
所属クラブ:ヴィッセル神戸
百年構想リーグ戦成績:6試合0ゴール0アシスト
【清水エスパルスでは躍動】
元日本代表のテクニシャンは、未だ新天地のヴィッセル神戸で結果を残せていない。
日本代表として活躍し、2018年のロシアワールドカップ(W杯)では2得点をあげた乾貴士は、10年に及ぶ欧州挑戦の旅を終え、2021年に古巣・セレッソ大阪へ復帰。エースナンバーの背番号8を再び背負うこととなった。
しかし、その翌年、選手交代を発端としたチームとの衝突、練習の欠席などにより契約解除に。乾は追われるように清水エスパルスへと移籍している。
清水ではJ2に沈んだ名門復権の原動力として2年連続でJ2リーグベストイレブンに輝いている。昨季はJ1で全試合に出場し、3ゴール2アシストの活躍。創造性豊かで華やかなプレーは36歳となっても健在だった。
そんな乾は、昨季限りで清水との契約が満了しフリーの身に。無所属となった同選手に手を差し伸べたのは、2シーズンぶりのタイトル獲得を狙うヴィッセル神戸だった。
【期待とは裏腹に…】
しかし、百年構想リーグでは6試合のみの出場、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)に至っては一度も出番がないまま大会を去ることとなった。
神戸は4-3-3のフォーメーションを採用しており、トップ下やシャドーの位置で輝く乾にとっては、本職とは言えないポジションでプレーせざるを得ないシーズンだった。
ミヒャエル・スキッベ体制は来季も続いていくため、今夏限りでの退団も十分に考えられるだろう。