明治安田J1百年構想リーグはプレーオフ第1戦を終え、いよいよ佳境を迎えている。約4か月に及んだ特別大会では、多くの若手選手が飛躍のきっかけを掴んだ。そこで今回は、その中でも存在感を示し、評価を高めた20歳以下の逸材を紹介する。[2/5]
MF:安藤晃希(あんどう・こうき)
生年月日:2007年9月22日(18歳)
所属クラブ:水戸ホーリーホック
百年構想リーグ成績:8試合2ゴール0アシスト
【あまりにも衝撃的なJ1デビュー】
現在18歳の安藤晃希は流通経済大学付属柏高校出身。高校時代には全国高校サッカー選手権に2度出場し、3年次には背番号10を背負った逸材だ。
その持ち味は、走力を生かした突破力。爆発的なスピードでサイドを切り裂き、一気にゴールへ迫るアグレッシブなプレースタイルを武器とする。
百年構想リーグでは、プロデビュー戦となった地域リーグラウンド第12節のFC東京戦で、その名を強烈に印象付けた。
【得意のドリブルで実力派DFたちを翻弄】
この試合で69分にピッチへ送り出された安藤は、左ウイングに入る。
するとファーストプレーでFC東京の右サイドバック・室屋成からボールを奪取。そこから推進力あふれるドリブルでアレクサンダー・ショルツを突破し、ボックス内へ侵入した。
最後は再び対峙した室屋を鋭い切り返しでかわし、豪快にゴールネットを揺らしている。
プロデビューからプロ初得点までわずか30秒余り。最初のボールタッチからゴールまで、一連のプレーには安藤の持ち味が凝縮されていた。
さらに翌第17節のFC町田ゼルビア戦でも、左サイドからの得意なドリブルで相手守備陣を翻弄し、プロ2得点目を記録。わずか8試合の出場ながら強烈なインパクトを残した18歳は、百年構想リーグで最も鮮烈なデビューを飾った選手の一人と言っていいだろう。

