明治安田J1百年構想リーグはプレーオフ第1戦を終え、いよいよ佳境を迎えている。約4か月に及んだ特別大会では、多くの若手選手が飛躍のきっかけを掴んだ。そこで今回は、その中でも存在感を示し、評価を高めた20歳以下の逸材を紹介する。[1/5]
MF:尹星俊(ユン・ソンジュン)
生年月日:2007年5月4日(19歳)
所属クラブ:京都サンガF.C.
百年構想リーグ成績:17試合0ゴール1アシスト
【百年構想リーグで一気にブレイク】
京都サンガF.C.の尹星俊は、百年構想リーグでブレイクした逸材である。
現在19歳の尹は韓国人の両親のもとに大阪で生まれ、5歳でサッカーをスタートさせた。
京都の下部組織で技術を磨き、昨季に同クラブのトップチームへ昇格を果たしている。
元U-18韓国代表MFは、機動力に優れた守備的ミッドフィルダー。まさに今季まで京都を率いてきた曺貴裁監督が志向するアグレッシブなスタイルにフィットする存在だ。
豊富な運動量を武器にピッチを駆け回り、最終ラインと前線をつなぐ役割を担う。
ボールを奪うだけでなく、自ら運んで攻撃のスイッチを入れられる点も大きな魅力だ。
【将来的には日本代表入りの可能性も】
リーグ戦デビューは、今年2月に行われた百年構想リーグ地域リーグラウンドの第3節・アビスパ福岡戦。そこから17試合連続で先発出場を果たし、一気に主力へと駆け上がった。
百年構想リーグは実質的なルーキーイヤーだが、ピッチ上で若さが悪目立ちする瞬間は少ない。
出場を重ねるごとに成長を遂げ、身長170cmと小柄だが、激しい攻防が繰り広げられる中盤でも10代とは思えない落ち着きで試合をコントロールする。
将来的にはJリーグを代表する選手、さらには海外へ羽ばたく可能性も秘めていると言えるだろう。
そんな尹については、今年4月に韓国紙『スポーツ朝鮮』が日本国籍取得に向けて動いていると報道。韓国サッカー界の将来を担う存在として期待されていただけに、大きな反響を呼んだ。

