明治安田J1百年構想リーグはプレーオフ第1戦を終え、いよいよ佳境を迎えている。約4か月に及んだ特別大会では、多くの若手選手が飛躍のきっかけを掴んだ。そこで今回は、その中でも存在感を示し、評価を高めた20歳以下の逸材を紹介する。[4/5]
MF:濱﨑健斗(はまさき・けんと)
生年月日:2007年6月16日(18歳)
所属クラブ:ヴィッセル神戸
百年構想リーグ成績:9試合0ゴール1アシスト
【タレント軍団で頭角を現す18歳】
濱﨑健斗はタレント軍団のヴィッセル神戸でその存在感を増している。
現在18歳のレフティーは神戸の下部組織出身。2024年4月にトップチームへ2種登録されると、同年9月の天皇杯・鹿島アントラーズ戦で17歳3か月にしてプロデビューを果たした。
この試合ではクラブ公式戦最年少出場記録も更新しており、神戸アカデミーが誇る期待の生え抜きである。
そんな濱﨑は、百年構想リーグでも確かな爪痕を残している。
今季は新たに就任したミヒャエル・スキッベ監督の下で出場機会を増やし、ここまでリーグ戦9試合に出場。途中出場を中心に存在感を示し、指揮官の重要な選択肢のひとつとなっている。
【神戸の新たな切り札へ】
地域リーグラウンド第7節のガンバ大阪戦では、46分からピッチへ入った。
1点ビハインドで迎えた後半アディショナルタイム、右サイドでボールを受けるとそのままドリブルでボックス手前まで持ち運び、左足でクロスを供給。これをジェアン・パトリッキが頭で押し込み、土壇場での同点ゴールをアシストした。
濱﨑の武器は、左足から繰り出される長短織り交ぜた正確なキックと高い技術に裏打ちされたボールコントロール。このアシストは、濱﨑の魅力を象徴するプレーだったと言えるだろう。
神戸には大迫勇也や武藤嘉紀といった経験豊富な実力者が揃っている。
そうした選手たちと日々切磋琢磨できる環境は今後、同選手にとって大きな財産となるはずだ。

