数々のドラマを生んだ2026明治安田J2・J3百年構想リーグ。もしも特別ルールであるPK戦が存在せず、通常のドロー決着だったら、順位表はどうなっていたのか。今回は、PKとなったゲームを引き分けとしてカウントした場合のJ2・J3百年構想リーグの勝ち点を計算。そのランキングのトップ10を紹介する。[3/5ページ]
8位:サガン鳥栖
PK戦なしの勝ち点:30(得失点差10)
実際の勝ち点:32
百年構想リーグ順位:WEST-B 3位
百年構想リーグ成績:8勝2PK勝4PK敗4敗
【グループ2位…】
J2・J3百年構想リーグでPK戦がなかった場合の順位で8位に入ったのはサガン鳥栖だ。8勝2PK勝4PK負4負という戦績で、WEST-Bの3位となった。
持ち味であるハードワークと堅守を遺憾なく発揮した鳥栖は、全18試合での失点数はわずか「14」。
これは同グループを首位で駆け抜けたテゲバジャーロ宮崎の11失点に次ぐ少なさであり、リーグ全体を見渡しても極めて強固な守備ブロックを構築して上位争いに踏みとどまった。
【90分内の…】
一方で、総得点は「24」にとどまり、前線の爆発力には課題を残した。
今季の変則ルールである「同点即PK戦」にもつれたゲームが6試合を数えたことからも、僅差のゲームを90分以内で仕留めきれなかったゲーム展開の多さが浮き彫りになる。
実際のPK戦でも2勝4敗と負け越しており、今季特有のレギュレーションを味方に引き入れて勝ち点を上積みすることができなかった点も、順位を伸ばしきれなかった要因だ。
2026/27シーズンにJ1昇格へ挑む鳥栖は、この堅守を土台としつつ、今季活躍した西澤健太らを軸とした攻撃のバリエーションを増やしたい。僅差のゲームをドローに持ち込ませない90分内の決定力さえ研ぎ澄まされれば、目標達成への道は自ずと開けるはずだ。

