2026明治安田J2・J3百年構想リーグでは、総額6億2500万円の賞金・助成金が用意された。地域リーグラウンドは、勝ち点1ごとに50万円を獲得できるレギュレーションで、各クラブの財政にも大きな影響を与えている。同カテゴリーで最も賞金を稼いだクラブはどこなのか。ランキング形式でトップ10を紹介する。※金額が並んだ場合は、勝利数が多い方を上位とする。[2/5ページ]
9位:サガン鳥栖
獲得賞金:16,000,000円
百年構想リーグ地域リーグラウンド順位:WEST-B 3位
百年構想リーグ地域リーグラウンド成績:8勝2PK勝4PK敗4敗
【序盤に…】
2026明治安田J2・J3百年構想リーグの地域リーグラウンドで1600万円の賞金を獲得したのがサガン鳥栖だ。
鳥栖の戦いは、開幕戦でPK負けを喫したあと、第2節でPK勝利で持ち直したが、そこから3連敗を喫する苦難のスタートだった。
それでも第6節以降は、90分内での敗戦を第9節の大分トリニータ戦のみにとどめるなど驚異の粘り腰を披露。大崩れしない安定感を発揮し、最終的にWEST-Bグループの3位にまで滑り込んだ。
ただ、黒星の少なさが光った反面、今大会特有のレギュレーションである「PK戦」での弱さは大きな足枷となった。
90分間で決着がつかなかった試合が「6」を数えた中で、勝利をもぎ取れたのはわずか2回のみ。
PK戦の勝敗によって支給額に50万円の差が出るルールを考慮すると、ヒリヒリする勝負所でことごとく涙を呑んだことは賞金面でも手痛く、みすみす大きなボーナスの上積みを逃す形となった。
【接戦では…】
2025シーズンのJ2リーグを8位で終え、鳥栖はあと一歩で昇格プレーオフを逃した。
特別大会では1点差ゲームが3勝3敗、PK戦が2勝4敗というスタッツが示す通り、勝負の明暗を分ける「接戦を勝ちきれない」という明確な課題を突かれた半年間でもあった。
この課題を本番までにいかに克服するのか。手にした1600万円の軍資金を補強や環境面に還元し、今後に活かしたいところだ。

