2026明治安田J2・J3百年構想リーグでは、総額6億2500万円の賞金・助成金が用意された。地域リーグラウンドは、勝ち点1ごとに50万円を獲得できるレギュレーションで、各クラブの財政にも大きな影響を与えている。同カテゴリーで最も賞金を稼いだクラブはどこなのか。ランキング形式でトップ10を紹介する。※金額が並んだ場合は、勝利数が多い方を上位とする。[4/5ページ]
7位:鹿児島ユナイテッドFC
獲得賞金:16,500,000円
百年構想リーグ地域リーグラウンド順位:WEST-B 2位
百年構想リーグ地域リーグラウンド成績:8勝4PK勝1PK敗5敗
【特例ルールを…】
2026明治安田J2・J3百年構想リーグ地域リーグラウンドの賞金戦線において、1650万円を手にして7位にランクインしたのが鹿児島ユナイテッドFCだ。
ランキング上位へ食い込めた最大の要因は、特別ルールである「同点即PK戦」における無類の強さにある。
90分内での勝利数は「8」とトップ10の中では少なめだったものの、もつれ込んだ5回のPK戦で4勝1敗と大きく勝ち越した。
PK戦の勝率を50%と仮定した場合、PK戦1回あたりの期待値は75万円。その数学的基準を大きく上回り、5戦で450万円を弾き出した集中力は実に見事だ。
【J3勢では…】
この粘り強い戦いぶりは個人賞にも直結した。3月にはDFの山田裕翔が月間優秀選手賞を受賞し、賞金10万円を獲得した。
WEST-BはJ3勢の比率が高かったとはいえ、ここで得た勝者のメンタリティは本物だ。
その証拠に、続くプレーオフラウンド初戦では格上のアルビレックス新潟を相手に金星を挙げる波乱を演出した。J1の舞台で戦った強豪とも互角以上に渡り合えるポテンシャルを完全証明してみせた。
しびれる精神戦を制して掴んだ1650万円の軍資金と、J2勢をなぎ倒した特大の自信を得ている。
これら最高級の収穫を携え、2026/27シーズンのJ3では昇格という悲願に向けて戦うことになる。

