
日本代表はオランダ代表に2度のリードを許しながらも2度追いついてみせた【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)で、日本代表は初戦のオランダ代表戦を2-2で引き分けた。勝ち点1を得た一方で、シュタルフ悠紀監督は「もっといい結果も取れた」と指摘する。日本はなぜ受け身の戦いを選んだのか。2失点に見えた課題とは何か。そして、次戦のチュニジア代表戦で求められる戦い方とは。現役監督の視点から、オランダ戦の評価と第2戦のポイントを聞いた。[3/3ページ]
「もっとタフに守れるようにしていかないと…」

日本代表はチュニジア戦も一丸となって戦う【写真:田中伸弥】
――オランダ戦よりも、アグレッシブに戦うことが求められますね。
シュタルフ:守備ブロックの中でも、日本のブロックは結構スペースディフェンスなんです。ボールホルダーに対する守備の寄せは少し甘いと思うんですよね。
例えばスウェーデンは、チュニジア戦でスーパーなミドルシュートを決めていましたけど、こういう舞台ではそういうスーパープレーが生まれる。崖っぷちに立たされたチュニジアも、どこで誰が足を振ってくるか分からない。
ローブロックみたいになって、ボックス周辺で守るなら、もう少しアグレッシブに、ボールホルダーとの距離や圧力を高めていかないといけないと思います。抜かれないようにするのも分かるんですけど、この先、トップレベルの相手を倒していかないと優勝はできないわけですから。
もっとタフに守れるようにしていかないと、結局今回みたいに2失点する。毎回2点取れるとは思わないので、今回はうまくいきましたけど、これを教訓に次につなげていかないといけないですね。
――ありがとうございます!またチュニジア戦後にお話を伺わせてください。
(取材・文:高橋大地)
【プロフィール:シュタルフ悠紀リヒャルト】
1984年8月4日生まれ、ドイツ・ボーフム出身のサッカー指導者。現役時代はMFとして、FCチューリッヒやジェフユナイテッド市原・千葉リザーブスなど複数国のクラブでプレーした。引退後は指導者に転身し、Y.S.C.C.横浜、AC長野パルセイロ、タイU-20代表などで監督を歴任。2024年からSC相模原を率いている。JFA公認S級コーチ、UEFA Aライセンスなどを保有し、ドイツと日本、アジアでの経験を生かした戦術眼と熱量ある指導に定評がある。
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【了】
