
W杯、大金星ランキング【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ(W杯)は、格上相手に命がけで立ち向かうチームが奇跡を起こす舞台だ。FIFAランキングの差が大きいほど、その勝利は歴史に刻まれる。目下開催中の北中米W杯でも大会を盛り上げるアップセットが散見されるが、史上最も力量差を覆した下剋上はどの試合か。今回はFIFAランクが発表された1993年以降の大会を対象に、順位差をひっくり返したマッチアップをランキング形式で紹介する。※各順位は大会開催前のもの[4/5ページ]
7位:日本代表対コロンビア代表

ロシアW杯を戦ったサッカー日本代表【写真:Getty Images】
大会:2018年ロシアW杯
FIFAランキング差:45
敗者チームFIFAランキング:16
勝者チームFIFAランキング:61
スコア:2-1
【香川真司のシュートを…】
2018 FIFAワールドカップ(W杯)ロシア大会のグループH第1節、日本代表対コロンビア代表の一戦は、アジアサッカーの歴史を塗り替えた試合だ。
試合は開始わずか3分で大きく動く。香川真司のシュートをコロンビアのカルロス・サンチェスが咄嗟に手で防ぎ一発退場。与えられたPKを香川真司が冷静に沈め、日本が先制点を奪う。
しかし10人のコロンビアも39分、フアン・フェルナンド・キンテロの直接FKが壁の下をすり抜けて同点に追いつく。10人とは思えない底力を見せつけた。
【前回大会で…】
それでも73分、途中出場の本田圭佑のCKに大迫勇也が頭で合わせ、待望の決勝弾。そのまま2-1で逃げ切り、日本がW杯で南米チームから初めて勝利を挙げた。アジア勢全体を通じても史上初(当時)の快挙であった。
前回大会でコロンビアに1-4と大敗していた日本にとって、まさにリベンジを果たす歴史的勝利。「大迫半端ないって」という言葉がSNSで爆発的に広まり、試合翌日の日本を熱狂させた。
初戦の勝利で勢いに乗った日本は、決勝トーナメントで対戦したタレント集団・ベルギーと2-3の打ち合いを演じた。逆転負けを喫したものの、快挙を達成したチームのポテンシャルを示す名勝負だった。