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FIFAランキング差で見ると? W杯、大金星ランキング1~5位【北中米W杯】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images
ワールドカップ 下剋上
FIFAランキング差で見ると? W杯、大金星ランキング【写真:Getty Images】



 FIFAワールドカップ(W杯)は、格上相手に命がけで立ち向かうチームが奇跡を起こす舞台だ。FIFAランキングの差が大きいほど、その勝利は歴史に刻まれる。目下開催中の北中米W杯でも大会を盛り上げるアップセットが散見されるが、史上最も力量差を覆した下剋上はどの試合か。今回はFIFAランクが発表された1993年以降の大会を対象に、順位差をひっくり返したマッチアップをランキング形式で紹介する。※各順位は大会開催前のもの[3/5ページ]

3位:ナイジェリア代表対スペイン代表

ナイジェリア代表対スペイン代表
1998年フランスW杯のナイジェリア代表対スペイン代表【写真:Getty Images】



大会:1998年フランスW杯
FIFAランキング差:59
敗者チームFIFAランキング:74
勝者チームFIFAランキング:15
スコア:3-2

【当時のスペインは…】

 1998 FIFAワールドカップ(W杯)フランス大会のグループD第1節、ナイジェリア代表対スペイン代表の一戦は、アフリカの躍動感あふれるサッカーが見事に金星を飾った番狂わせとなった。

 当時のスペインは、前回1994年大会の敗退からの4年間で公式戦32試合無敗(PKによる敗退を除く)という圧倒的な安定感を誇り、大会屈指の優勝候補として名乗りを上げていた。

「無敵艦隊」という異名が定着したのもまさにこの頃のことだ。GKアンドニ・スビサレッタ、MFジョゼップ・グアルディオラ、そして当時19歳ながら既に世界の注目を集めていた若き天才FWラウール・ゴンサレスと、タレントが揃い踏みした黄金世代であった。



【逆転負けが響き…】

 しかし試合は壮絶な打ち合いとなる。スペインはキャプテンのフェルナンド・イエロがFKで先制し、同点に追いつかれるもラウールが後方からのロングパスをボレーで叩き込む芸術的なゴールで2-1と突き放した。

 だが圧倒的な身体能力を誇るナイジェリアが怒涛の反撃を開始。再び同点とした後、78分にサンデー・オリセーがパワーを乗せた弾丸シュートをネットに突き刺した。

 最終スコア3-2。ナイジェリアはグループ首位で決勝トーナメントに進出し、「スーパー・イーグルス」の名を世界に知らしめた。スペインはグループ最終戦でブルガリアに6-1の大勝をおさめたものの、ナイジェリア戦の逆転負けが響き、決勝トーナメント進出は絶たれた。

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