
日本代表、チュニジア戦予想スタメン【写真:Shinya Tanaka】
サッカー日本代表は現地時間6月20日(日本時間6月21日 13:00 K.O)、チュニジア代表とのFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)グループステージ第2節を迎える。初戦のオランダ戦では、後半に中村敬斗と鎌田大地のゴールで2度追いつき、最終的に2-2のドロー。次なる相手はFIFAランキング45位のチュニジア。スウェーデンに1-5で大敗した相手に対し、確実に勝ち点「3」を積み上げたい一戦のスタメンを予想する。[4/6ページ]
MF:佐野海舟(さの・かいしゅう)

日本代表MF佐野海舟【写真:Getty Images】
生年月日:2000年12月30日(25歳)
所属クラブ:マインツ(ドイツ)
2025/26リーグ戦成績:34試合1得点
日本代表通算成績:14試合0得点
オランダ戦では中盤で相手のキーマンに激しく寄せ、ボールを回収し続けた佐野海舟。パス成功率80.7%を記録したチームの中で、バランスを取りながら攻撃への繋ぎ役も務めた。
最も警戒された選手だったのではないかと推察できるほどオランダのプレッシャーが素早く、同選手がキャリーを試みた瞬間に2人でサイドへ追いやるプレッシングを見せた。本人も試合直後に「まだやれることはあった」と語っていたが、自身の中では反省点の多いW杯デビュー戦だったかもしれない。
チュニジア戦では、少ないと見込まれる相手のカウンターの機会を芽のうちに摘み取ることが主な任務となる。ブンデスリーガで磨いた対人強度は、アフリカ勢特有の身体能力に対しても引けを取らないだろう。
遠藤航不在の穴を感じさせない佐野のパフォーマンスが、日本の安定した試合運びを支えることになる。今回は相手の中盤にライアン・フラーフェンベルフはいない。舞台は整った。
MF:鎌田大地(かまだ・だいち)

日本代表MF鎌田大地【写真:Shinya Tanaka】
生年月日:1996年8月5日(29歳)
所属クラブ:クリスタル・パレス(イングランド)
2025/26リーグ戦成績:28試合0得点
日本代表通算成績:50試合13得点
オランダ戦では、相手の隙を突く巧みなポジショニングからCKで同点弾となるゴールを記録した鎌田大地。代表通算50試合の節目を自らのゴールで飾った。
むしろ得点以外のシーンにこそ背番号「15」のクオリティが光っており、持ち前のパス精度に加えて守備強度も出色だった。データサイト『SofaScore』によると、タックル成功数100%(3/3回)、地上戦勝利数は4回を記録している。
その上で、アタッキングサードへのパスはチーム最多の「11」を叩き出しており、まさしく攻守において絶大な存在感を放っていたことが分かる。
チュニジア戦では、引いた相手に対して「どこに顔を出すか」という鎌田のセンスがより重要になる。クリスタル・パレスで培ったインテンシティと、元来持つエレガントな技術の融合が、チュニジアの守備網を無力化するだろう。
ゲームメイカーとして、そしてフィニッシャーとして、日本の15番がピッチ上で引き続きタクトを振るう。