
惨敗に終わった代表チーム【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が開幕し、各国の代表が国の誇りを懸け勝負を繰り広げている。今大会から出場国が32ヵ国から48ヵ国に引き上げられ、それまでW杯とは縁がなかった代表チームも数多く出場している。一方で、参加国拡大による戦力差の拡大が懸念として挙げられており、それは今までの大会でも見られてきた。今回は、21世紀のW杯において最も弱かった代表チームをピックアップして紹介する。[4/5ページ]
北朝鮮代表

南アフリカ大会に出場した北朝鮮代表【写真:Getty Images】
該当大会:南アフリカ大会(2010年)
グループステージ成績:0勝0分3敗
得失点:1得点12失点(得失点差-11)
【久々のW杯】
2009年8試合5失点の堅守でイランやサウジアラビアなどの難敵を退けた北朝鮮代表は、2010FIFAワールドカップの出場権を手にした。
実は北朝鮮にとってこれが初のW杯ではなく、1966年のイングランド大会に出場した経験があり、このときはベスト8へ進出している。
半世紀ぶりのW杯出場となった南アフリカ大会は、鄭大世を筆頭に国外でプレー経験がある選手も名を連ね、国内でも期待感は相当高まっていた。
一方で、W杯イヤー年明けから本戦までの期間で行われた7試合の親善試合では1勝もできておらず、かなり大きな不安も抱えていた。
【ブラジル相手に善戦も】
そんな北朝鮮代表の初戦の相手は、日韓大会王者のブラジル代表。マイコンの角度のない位置からのシュートで先制され、その後追加点も奪われた。
それでも、北朝鮮は必死のプレーでブラジル相手に奮闘し、後半終了間際には大会初ゴールを記録。試合には2-1で敗れたものの、世界にインパクトを残す試合となったはずだ。
しかし、次戦のポルトガル代表との試合は、強度の高い守備が崩壊。前半こそ1失点で耐えたものの、後半に6失点を喫し万事休す。グループステージ敗退が決定した。