FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)はグループリーグ第2節までの全日程を消化した。出場国が従来の32ヵ国から48ヵ国に増加した今大会は、グループ3位の成績上位8チームも決勝トーナメントに進出できるということもあり、強豪国は順当に突破すると思われたが、ここまで思わぬ苦戦を強いられているチームも多い。今回は、グループリーグ敗退の危機に追い込まれている各大陸の強豪国を紹介しよう。[2/5ページ]
エクアドル代表
【グループE順位表】
1位:ドイツ(勝ち点6,得失点7)※突破確定
2位:コートジボワール(勝ち点3,得失点0)
3位:エクアドル(勝ち点1,得失点-1)
4位:キュラソー(勝ち点1,得失点-6)
【まさかの…】
エクアドル代表は、北中米ワールドカップ(W杯)南米予選でブラジル代表らを抑えて2位通過を果たした。モイセス・カイセドやピエロ・インカピエら、欧州ビッグクラブで活躍するタレントも揃っており、本大会ではダークホースになると高く評価されていた。
ところが、彼らはいま、グループリーグ敗退の危機に追い込まれている。
初戦のコートジボワール代表戦で0-1と競り負けことは百歩譲っていいとして、やはり問題だったのは、第2戦で格下のキュラソー代表とスコアレスドローに終わったことだ。南米予選から続く得点力不足を解消できないまま、最終節まできてしまった。
キュラソー戦を勝ち点1で終えてしまったことで、エクアドルの立場はより厳しくなった。最終節の相手はドイツ代表。すでに突破を確定させているため、大幅なターンオーバーを採用してくる可能性はあるが、強敵であることに変わりはない。
【条件は?】
エクアドルが最終節で2位に浮上するための条件は、ドイツ戦の勝ち点3が必須。その上でコートジボワールがキュラソーに敗れるという、極めて厳しいものだ。
ドイツと引き分けた場合、キュラソーが引き分け以下なら3位が確定する。しかし、勝ち点2では3位チームの上位8ヵ国に入ることは難しいため、敗退が濃厚だ。
負けた場合もキュラソーに得失点差で上回られなければ3位が確定するが、これも上記と同じ理由でグループリーグから姿を消すことになるだろう。
とにかく生き残るにはドイツ戦の勝ち点3が必須となる。仮に3位でも、勝ち点4を稼いでいれば、3位チームの上位8ヵ国には入ることができそうだ。

