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大ピンチ…。北中米W杯、敗退危機の強豪5ヶ国【北中米W杯】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FIFAワールドカップ2026で敗退危機の5ヵ国
FIFAワールドカップ2026で敗退危機の5ヵ国とは?【写真:Getty Images】



 FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)はグループリーグ第2節までの全日程を消化した。出場国が従来の32ヵ国から48ヵ国に増加した今大会は、グループ3位の成績上位8チームも決勝トーナメントに進出できるということもあり、強豪国は順当に突破すると思われたが、ここまで思わぬ苦戦を強いられているチームも多い。今回は、グループリーグ敗退の危機に追い込まれている各大陸の強豪国を紹介しよう。[3/5ページ]

ベルギー代表

ベルギー代表
ベルギー代表【写真:Getty Images】



【グループG順位表】
1位:エジプト(勝ち点4,得失点2)
2位:イラン(勝ち点2,得失点0)
3位:ベルギー(勝ち点2,得失点0)
4位:ニュージーランド(勝ち点1,得失点-2)

【黄金期が過ぎ…】

 黄金期の姿はどこにいってしまったのか…。

 グループGの組み合わせは、ベルギーのほかにエジプト代表、イラン代表、ニュージーランド代表。どこも曲者感はあったものの、それでもベルギー1強という前評判だった。

 ところが、そのベルギーが思わぬ苦戦を強いられている。

 初戦のエジプト戦は途中出場のロメル・ルカクのゴールでなんとか勝ち点1を拾ったものの、あまりに苦しい内容だった。そして第2戦のイラン戦は、各国のレジェンド選手が「つまらない」と酷評するほど、停滞感の強いゲームに。退場者も響き、1点も奪えずスコアレスドローとなった。

 ベルギーは2018年のロシアW杯が黄金期だった。エデン・アザール、ケヴィン・デ・ブルイネ、ヴァンサン・コンパニら各ポジションにスターが揃っていた。



【最終節で勝ったら…】

 しかし、そこから8年が経ち、世代交代に苦戦している。ジェレミー・ドクやユーリ・ティーレマンスら、まったく若い芽が育っていないわけではないが、黄金期に比べると小粒感は否めず。とくにCFが未だルカクに頼りっぱなしというのは、ここまでの得点力不足の原因の一つとなっている。

 ベルギーは最終節のニュージーランド戦で勝利すれば決勝トーナメント進出を果たすことができる。引き分けた場合も3位以内は確定(イランが引き分けかつ、総得点で上回れば2位)するが、勝ち点は「3」であり、仮に3位フィニッシュでも、上位8ヵ国に名を連ねることができるかは微妙だ。

 負けた場合は、イランの結果次第。彼らと勝ち点で並ぶかつ、総得点で上回ると3位フィニッシュだが、勝ち点2では3位チームの上位8ヵ国入りは難しそうで、敗退が濃厚だ。仮にイランがエジプトに勝つと、無条件で敗退が決まる。

 最終節の相手であるニュージーランドはグループ内で最もFIFAランキングが低い国ではあるが、ここまでの2試合はかなり厄介なフットボールを展開している。ベルギーにとって安堵できる状況ではない。

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