サッカー日本代表は、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)でベスト32という結果に終わった。世界の頂点を目指した戦いが幕を閉じたが、すでに4年後に向けたサバイバルは始まっている。今回は、4年後に期待したいGKの若き逸材を10人紹介する。[2/10ページ]
後藤亘(ごとう・わたる)
生年月日:2006年5月20日
所属クラブ:FC東京
2026リーグ戦成績:なし
代表通算成績:なし
【世代別代表で…】
後藤亘は、身長192cmの圧倒的な体躯と世界基準のセービング能力を誇る、FC東京期待の若きGKだ。
世代別代表では常に主軸を担ってきた。その名を轟かせたのが2023年のAFC U-17アジアカップ。全試合に先発して5試合2失点という鉄壁の守りを見せ、U-17日本代表をアジア王者に導くと同時に、大会最優秀GK賞を受賞した。
同年のFIFA U-17ワールドカップでも正守護神としてチームを支えた。ラウンド16でU-17スペイン代表に敗れて敗退したが、パウ・クバルシやマルク・グイウら世界の超一級品の才能と刃を交えた。
早くから世界のトップレベルを体感してきた経験値は同世代でも群を抜く。
【初のベンチ入り】
後藤の最大の武器は、その高さを活かしたハイボール処理の安定感と、至近距離からのシュートをことごとく弾き出す鋭い反応だ。一瞬の判断が勝敗を分ける1対1の局面でも驚異的な強さを発揮する。
2025年のAFC U-20アジアカップでは控えに回ったが、準決勝のU-20オーストラリア代表戦で起用され、チームの信頼は厚い。
FC東京の生え抜きとしてプロの壁に挑む現在は、まだJリーグデビューの機会こそない。しかし、6月6日のJ1百年構想リーグ・プレーオフラウンド3位4位決定戦の第2戦では公式戦初のベンチ入りを果たしており、着実にステップを上っている。
若手GKにとって出場機会の確保は最も困難な壁だが、この先クラブで定位置を掴み取れば一気に覚醒するポテンシャルは十分だ。ここからの4年間でさらに経験値を積み上げていけるだろうか。

