サッカー日本代表は、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)でベスト32という結果に終わった。世界の頂点を目指した戦いが幕を閉じたが、すでに4年後に向けたサバイバルは始まっている。今回は、4年後に期待したいGKの若き逸材を10人紹介する。[8/10ページ]
萩裕陽(はぎ・ひろあき)
生年月日:2007年6月12日
所属クラブ:名古屋グランパス
2026リーグ戦成績:なし
代表通算成績:なし
【アカデミー育ちの大型守護神】
萩裕陽は、身長189cm・体重88kgという驚異的なサイズと抜群のポテンシャルを兼ね備えた、名古屋グランパス期待の生え抜きGKゴールキーパーだ。
中学時代から名古屋のアカデミーに身を置き、U-15、U-18と順調にステップアップ。
2025年はU-18の絶対的な正守護神としてゴールマウスに君臨し、その存在感と高いセービング能力が評価され、今年からトップチームに正式昇格を果たした。
【高い壁】
体格を活かしたハイボール処理に定評がある萩は、クラブ公式サイト上のQ&Aで、影響を受けた指導者の一人に、元サッカー日本代表GK楢崎正剛を挙げた。
トップチーム昇格内定時の会見でも、楢崎が持つJ1出場記録(631試合)を超えたいと意気込みを語り、大先輩への憧れは強い。
だが、その楢崎がGKコーチを務める名古屋は人材が豊富だ。ユースの先輩であるピサノアレックス幸冬堀尾に加え、元日本代表のシュミット・ダニエルも在籍しており、ピッチに立つこと自体が過酷な挑戦だ。
この熾烈なポジション争いという高い壁をどう乗り越えるかが、今後の彼のキャリアを大きく左右する。この過酷な環境を成長の糧にできるか。名古屋の正守護神の座を掴み取ることができれば、自ずとA代表招集への道もひらけるはずだ。

