サッカー日本代表は、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)でベスト32という結果に終わった。世界の頂点を目指した戦いが幕を閉じたが、すでに4年後に向けたサバイバルは始まっている。今回は、4年後に期待したいGKの若き逸材を10人紹介する。[1/10ページ]
ピサノアレックス幸冬堀尾(ぴさの・あれっくす・こうと・ほりお)
生年月日:2006年1月10日
所属クラブ:名古屋グランパス
2026リーグ戦成績:4試合5失点
代表通算成績:1試合1失点
【10代でJ1に足跡を刻む】
ピサノアレックス幸冬堀尾は、日本サッカー界の常識を覆すポテンシャルを秘めた名古屋グランパスの若き守護神だ。
一般的に経験が重視されるGKというポジションにおいて、プロ2年目の2025シーズンにJ1で16試合に出場した。
これは、絶対的守護神であるシュミット・ダニエルの負傷に伴うアクシデントだった。それでもデビュー戦から2試合連続クリーンシートを達成すると、その後も高いパフォーマンスを維持した。
同年7月には、EAFF E-1サッカー選手権2025でA代表デビュー。チームのアクシデントを最高のチャンスに変え、大きくステップアップした。
【真の守護神へ】
しかし、プロの世界は甘くない。シュミットの復帰後は控えに戻っており、2026年のJ1百年構想リーグでは4試合の出場にとどまった。
それでも、10代でJ1のゴールマウスを守り、代表の空気まで体感した男の経験値は同世代の中で突出している。
たとえば、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)で活躍した日本代表守護神の鈴木彩艶は、19歳10カ月でA代表デビューを飾ったが、ピサノはそれよりも早い19歳5カ月のデビューである。
この4年間でどのような成長を遂げ、どのような経験を積むのか。楽しみな逸材だ。

